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レビュー

「しょぼい起業で生きていく」は自分らしく生きるためのヒントがつまった最高の教科書だった

起業についての本はたくさんあるけれど、ボクがオススメしたいのがこれ。

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起業というとなんとなく大げさなように聞こえますがこの本では

「多額の開業資金」も、「特殊な技能」も、「綿密な事業計画」もいらない「しょぼい起業」という新しい考え方と、その方法

「しょぼい起業で生きていく」

について書かれています。

ボク自身、今年に入ってふわっと起業した人間で、めちゃめちゃ参考になったので感想まとめました。

 

「しょぼい起業で生きていく」とは?

「しょぼい起業」の1番の特徴は「起業」と「生きること」が密接にリンクしていることです。

  • いつもやっている作業をお金に換える「生活の資本化」
  • すでに持っているものを使ってお金を稼ぐ「資産の資本化」
  • 家賃を二重払いするくらいなら、店に住む
  • 計画ありきではなく、人脈や環境からできることを事業化する
  • 「ノンストレス」こそ労働問題を解決するキー
  • 広告宣伝費は、自分の愛想と足で賄う

気になったワードをまとめてみただけでも、今までの起業とはまったく違いますよね。

根底にあるのが無理してまでお金を稼がなくてもいいよ。
まずはしょぼくても生きていける環境を作ろうよっていう考え方。

六角人
六角人
ハードルがめっちゃ低い!!

事業拡大を積極的に狙っていくものでもないので、リスクも少なくつぶれにくいのも特徴です。

 

「しょぼい起業」をする理由

著者であるえらいてんちょうさんも

学生時代、「朝起きて満員電車に乗って通勤するのが嫌」という理由で、最初から就職活動も一切せず、なんの計画もなしに、とりあえず起業しました。

「しょぼい起業で生きていく」

と「就職」しないで生活していくために、消去法的に起業したと述べています。

ここがすごく共感できたところ。
ボク自身は11年間サラリーマンをやっていて、できることなら続けていたいという気持ちはありました。
けど、環境の変化に対応できなかったり、体調を崩したりして続けていくのがしんどくなってきてしまって。

六角人
六角人
消去法的に起業という道しかなかったんですよねぇ、、、

大きな野望みたいなのがなくたって、自分が生きやすい環境を作るために起業するっていうのは理にかなった方法だと考えています。

 

「しょぼい起業」の極意

本の中では「しょぼい起業」の基本的な考え方から、店舗の出し方、人の集め方やSNSの活用法までかなり具体的に書かれています。
これはこの起業法が誰でもできる再現性のある方法だからでしょう。
後半には実際に「しょぼい起業」で起業した具体的なエピソードも紹介されています。

ボクがさらに注目したいのは最後の対談記事。

いちばんの起業の極意は死なないことだと思う。

「しょぼい起業で生きていく」

今までもいろんな経営者とか起業の本を読んできたけど、1番しっくりきた言葉。

死ななければまたやり直せる。
起業してみてやっぱり違うなって思えばまたサラリーマンに戻ったっていいわけだし。
まだ来てもいない将来のことを決めすぎたり、こだわりが強すぎたりっていうのは自分で自分の首を締めるだけ。

六角人
六角人
とりあえず、しょぼく始めてみる。

これぐらいの考え方でちょうどいいんです。
いろんな変化に柔軟な対応をするためにも「しょぼい起業」は役に立つんじゃないでしょうか。

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