角が立つからあんま言わなかったけどtwitterで流行ってるVlogや抽象的なシェイプのモーショングラフィックスをどれだけ作っても仕事は増えない
年間70本近くCMの編集やってるけどそんな依頼きたことないw
趣味ならいいけど、仕事に繋げたいなら現存の商品を勝手にCM化する練習した方がよっぽど健全
— ダストマン (@dustman_tips) August 20, 2019
動画制作の世界では有名なダストマンさんのツイートを読んで、色々考えたことがあったのでバーっとまとめてみました。
これから動画編集やりたいなって方は読んでもらえると、ヒントになったりするかもしれません。
僕が本格的に動画編集を初めて5ヶ月。
大小いろいろあるけど、100本以上動画を編集してきました。
おかげで、それなりに、そこはかとなく、編集というものがわかったり、「動画編集教えてください!」ってなことまで言われるようになったりし始めました。
そうなると、いろいろ考えることも出てくるんですよ。
良いことも悪いことも。
1番思うのが人によって動画に対するスタンスが全然違うってこと。
僕は稼ぐために動画編集やってます
僕が動画編集を始めた理由はシンプルで。
「お金を稼ぐため」
ただそれだけ。
会社を辞めて、3ヶ月ほどぶらぶらしていて、流石に働かないとと思ったけど、今更サラリーマンには戻れぬ。
かといって、個人で稼げるほどの知識や技術があるわけでもなし。
さて、どうしたもんかね、、、
そんな時に出会ったのが動画編集でした。
始めはライターで稼ごうと考えていました。
が、たまたま応募した動画編集の案件が通って、編集作業をスタート。
以前に友達の結婚式のビデオを作ったぐらいの経験しかなかったけど、分からないことはグーグル先生とYouTuberが教えてくれたのでなんとかなりました。
なんとかやり終えた初めての仕事は、意外と高評価。
「これ、いけるんちゃうの?」
調子に乗った僕は、ひたすら提案文を書いて営業をかけまくり。
そうしたら自然と仕事も増えていき、毎日のように編集作業に明け暮れていたら初月の売上が5万円ほどに。
「動画編集、向いてるわ!」
ビギナーズラックかもしれませんけど、とにかく確信めいたものができたのは大きかったです。
あとはひたすら
- 動画に対する知識や新しい技術の習得
- やった仕事を実績にさらに大きな仕事を取りに行く
この2つを繰り返していたら、3ヶ月目には会社員時代の初任給を超えていました。
自分でもびっくりするぐらいにスムーズに。
なぜこんなに順調なスタートを切れたのか。
答えはシンプル。
「お金を稼ぐため」にやってるから。
やりたいことより、できること
目的が明確なので、やることもはっきりしています。
より多く稼ぐために必要なのは
- 作業の効率化
- 作業量を増やす
- クオリティの向上
そのために売上の利益を全部投資に回しました。
作業スペースを作り、新しいパソコンを買って、勉強する。
それを仕事を取りながらやるんです。
クライアントから「こういう感じでできない?」って言われたら、それをやる。
別にSF映画を作るわけやないんやから、知らないことでも調べればなんとかなります。
ジャンプ漫画で身に付けた、戦いの中で成長していくスタイル。
クライアントの要望あるということは、そこには需要があるはずだから。
まずはそこを徹底的に攻める。
要望以上のものを仕上げられれば、確実に次の仕事に繋がるし、単価も上がります。
動画制作といえば「撮影」が重要だと思うかもしれませんが、僕はやってません。
やろうと思ったらできるけど、あえてやってません。
それはやっぱり「稼ぐため」だからです。
めちゃくちゃ目先の金を取りに行ってます。
撮影までできればPVとか、Youtubeチャンネルとか、華々しいのはいっぱいありますよ。
そらやりたい気持ちはあるけど、稼げないやん。
すぐには。
来月の収入のアテがないヤツがやることじゃないやろって。
それならまず、できることで確実に稼いでから、やりたいこと思いっきりやればエエやん。
日本を代表するギタリストのB’z松本さんだって、始めはTM NETWORKのサポートギターやってたのよ。
僕はビビリな上に、大金持ちでもないので、当たり前に確実に勝ちにいきます。
やると決めたら徹底的にやる
これから動画制作始める人は「自分がなんのためにやるのか」をしっかり意識してやった方がいいです。
目的によって、攻め方はまったく変わってくるからね。
自分が納得できているなら理由はなんでもかまいません。
ただ、やると決めたら、徹底的に、最短ルートを行くつもりでやる。
1日中そのことばっかり考えて、ひたすら手を動かして、チャンスがあればすぐに飛びついて、失敗もあるけどそれ以上にやる。
僕は天才じゃないので、小さいところから結果出していくしかない。
実は昔、映画監督になろうと思ったけど、挫折してるんですよ。
その時は自分が天才だと思っていました。
でも、業界に飛び込んだら自分なんて一瞬で霞む怪物級の天才がゴロゴロいらっしゃいまして。
2年半で逃げ出してしまいました。
別に後悔はしてません。
36歳にもなれば身の丈は自覚しているつもりです。
夢だけで飯は食えませんから。
ただね、映像編集やっているうちに、また映画を作りたいなと思い始めました。
撮りたいものがはっきりしているわけじゃないので、まだ妄想みたいなもんですが。
だからこれはまだ「やりたいこと」
「できること」を続けていたら見える世界も変わってくるし、「やりたいこと」ももっとはっきりしてくるはず。
それまでは「できること」でぶっちぎってやろうかなと思っています。
それはそれでめっちゃオモロイやんねぇ!
そんな感じで、、、
今日も締め切りがまっている!
(締切は守ろう!間に合わない場合は早めに連絡しよう!約束だぞ!)