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【田舎暮らし2.0】他人の価値観に惑わされず、本当に自分がやりたいことに集中する生き方

はい、六角人です。

大阪から東京に出てきて、11年間サラリーマンとして働いてきました。

「絶対に成功してやる」という野心と「自分は必ずできる」という自信を根性に変えて、寝る間も惜しんで働いて遊んで働きまくりました。

充実していたし、これからもそういう人生が続いていくと疑うことなんてなかったのに。

それなのに。去年、突然限界がきました。

自分が好きで選んだ仕事のことが怖くなって、初めて「行きたくない」と思いました。

精神的にも肉体的にも狂っていたんでしょう。

まわりの人たちから「お前、ちょっとおかしいよ」と言われ続ける毎日。

誰にも相談できず、すがるような気持ちで病院へ行きました。

結果的にADHDの診断を受けることになり、それをきっかけに本気で自分の人生について考えるようになりました。

「自分が本当にやりたいことって、こういうことだったの?」

 

知らず知らずのうちに自分のペースを見失っていた

東京に来た時はすべてが新鮮でした。

初めての東京。

初めての仕事。

初めての一人暮らし。

東京には知り合いはおらず孤独な上、仕事も生活も慣れないことだらけ。

大変だったけど、それ以上に毎日が刺激的で楽しかった。

だって、自分で決めて、自分がやりたいことをやっていたから。

転職して、とある人との出会いにより、僕の人生はますます慌ただしくなっていきました。

会社でも順調に出世し、交友関係も増え、派手に遊ぶことも覚えました。

「やっぱ東京はおもろい!でももっと、この先があるはずなんや!!」

 

六本木に住んで六本木で働く

新しい店の店長を任されるのを機に、六本木のマンションも借りました。

完全に攻めのスタイルを貫いていました。

でも、30歳を超えたあたりから、なんとなく違和感を感じるようになっていました。

「本当にこのままでええんか?」

答えは出ませんが、ゆっくり考える暇もありません。

サラリーマンを続けている限りは、まわりの責任や期待はどんどん大きくなっていきました。

それはすばらしいことのはずなのに。

反面、拭い去れないモヤモヤとした何かが全身を覆っていくようでした。

 

34歳で限界突破

その結果、病院に行くことになったのは始めに書いた通りです。

今思えば、まわりの期待に応えようとして、完全に自分のペースを見失っていたんでしょう。

無理や無茶がいつまでも続けられるはずがない。

遅かれ早かれ限界が来るのは、当然のことだったんです。

 

自分が生きやすい環境を作る

サラリーマンという立場は働きやすい環境を与えてはくれますが、生きやすい環境が得られるかどうかはわかりません。

むしろ、自分が望むものが100%叶うなんてあり得ないです。

だって、サラリーマンは自分以外の誰かが作った会社で働いているんだから。

自分以外の誰かの理想を実現するために働いているんです。

「自分が生きやすい環境は自分で作り出すしかない」

そう気がついた時から、僕の新しい人生が始まりました。

 

人生をリセットする

ADHD診断を理由に、会社と交渉して店長を辞退。

それでも会社は辞めず、やれる範囲の仕事の集中できるようにしました。

家も六本木から阿佐ヶ谷へ。

引っ越しの時に、今まで抱えていたものはほとんど捨ててしまいました。

診断を受けてからの1ヶ月で、すべての環境を変えました。

自分の人生のペースを取り戻すため、極力シンプルに。

約半年間、新しいスタイルを試したおかげで、心身ともにかなり回復しました。

それでもまだ、100%自分の人生を生きているという感覚にはなれませんでした。

 

生き方に徹底的にこだわる

現状で結論をいうと、東京でいる限りは自分の目指す生き方は実現できそうにない。

もっと生きやすい環境を突き詰めていかないと、今のままでは中途半端。

自分なりに試行錯誤して、自主イベントをやったりしているうちに、環境さえ整えば、十分に成果を出せることもわかりました。

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だとしたら、こうしないと死んじゃうって思えるぐらい、生き方に徹底的にこだわるしかない。

生き方の中には、住む場所、食べるもの、働き方、付き合う人など、あらゆる要素が絡んできます。

そのひとつひとつを自分で選び抜いて、決めて、組み合わせる。

これからの人生を心身ともに健康に、ハッピーに生き抜くにために。

紆余曲折を経てボクがたどり着いた答えが

「田舎暮らし2.0」

 

「田舎暮らし2.0」という生存戦略

来年から大阪の地元で田舎暮らしを始めます。

こう書くと、東京での暮らしに嫌気がさして、田舎でのんびりしたいんだな、と思われるかもしれません。

都会暮らしに飽きたのは事実だけれど、1番の目的は「自分で生きるペースをコントロールすること」です。

そのために「田舎暮らし2.0」というテーマを決めました。

基本的な考え方として

・隠居ではなく、攻めるための田舎暮らし
・他人の価値観に惑わされず、本当にやりたいことに集中するための環境作り
・生活や仕事など、生きて行くために必要なことは自分の感覚に正直に向き合って、自分の意思で決める

田舎暮らしによって生活の基盤を安定させて、精神的・時間的な余裕を生み出す。

できた余力で自分にしかできない価値を生み出す。

カンタンにいってしまえば「楽に生きて、やりたいことやりまくろう!」みたいなノリです。

 

何もないことがある

田舎では都会で当たり前のものが全然ありません。

ボクの地元ですら、最寄りのコンビニまで車で15分とか、そんな感じです。

それを不自由と感じてしまう人は田舎暮らしに向いていません。

でもボクからしたら「何もないって、最高やん!」

欲しいものは全部自分で作ってしまえばいいだけ。

誰もやらないからやる、それだけで価値があります。

東京はとにかく競争とスピードが激しすぎました。

何か思いついても、だいたい他の人にやられているし。

やり始めたとしても、すぐに他の人にマネされるし。

ちょっと成功したとしても、すぐに消費されて飽きられるし。

こんな消耗戦で戦い続けられるぐらい、ボクは強くなかった。

だから、東京で戦い続けることをあきらめました。

 

「田舎暮らし2.0」の実現に向けて

会社に辞める意思を伝えた時、ほとんどの人から「田舎なんか帰って何するの?」と聞かれました。

この質問に答えるのはけっこうめんどくさくて。

だって、答えがひとつじゃないから。

「いろいろやります」としか言えないんですよね。

今、ほぼ決まっていることだけでも

・農業

・山の開拓

・ゲストハウス運営

・コワーキングスペース運営

・飲食店運営

・メディア運営

・移住者支援

やりたいこともまだまだあるし、変わることもあるはず。

まずは農業を中心に生活を安定させて、ちょっとずつ広げていく予定。

1人でやるわけでもないので、いろんな人と協力しながら進めています。

それと、活動の拠点を作るために、古民家を手に入れました。

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拠点があれば、人も迎え入れやすくなるし、できることも増えそう。

田舎といっても拠点となる大阪府泉佐野市は関西空港があるので、家から30分で飛行機に乗れます。

東京まで2時間ぐらいだし、日本中・世界中に航路があるので、めっちゃ便利。

そういう田舎ながらアクセスがいいという点も移住を決めた理由です。

 

「田舎暮らし2.0」の目指す姿

去年、体調を崩した時「人生終わった感」がすごかったんです。

今までの行き方を全部否定されて、これからどうしていけばいいのか。

年末年始の連休で実家に帰ってもずーっとそのことばっかり考え続けて。

考え続けるのもしんどいので、畑で野菜を採ってきて、市場で肉と魚を買って、山で水をくんで、薪を割って、窯に火をつけて、晩御飯を作りました。

店に行けば10分で食べれるようなものを、1日かけて作る一見ムダな作業。

でも、晩御飯を食べながらめっちゃ感じたことがありました。

「これが、人生のペースを自分でコントロールするってことなんじゃないか」

スローライフを送るのがすばらしいとか、そういう話ではなくて、生き方の選択肢を選べるというのが大事なんです。

田舎暮らしだろうが、外食をする時もある。

農作業がない時は、会社員として働いたっていい。

時には何もしないで、1日中ずーっと山を眺めているのもまた楽しい。

全部が正解なんです。

 

誰かの選択肢のひとつになりたい

ボク自身は、自分なりの楽しいとか好きを突き詰めた生き方をしてみます。

そして「こんな生き方もあるんやで!」ってみんなに発信していきます。

自分が苦しかった時に、自分の信じてきたこと以外の生き方があると知れたのは、すごく救いになったから。

特に「食う×笑う×寝る」の3つにはこだわります。

むしろここさえ充実すれば、大体のことはオッケーなんじゃないかって。

来年、古民家ベースが完成したら、本格的に動き始めます。

生きづらさに押しつぶされる前に、ふらっと息抜きに来られるような場所になればうれしいな。

 

【田舎暮らし2.0】最後に

ということで、自分の田舎暮らしに対する考え方を長々と書かせていただきました。

最後に改めて書きますが

田舎暮らし=隠居・引退ではないです!

本当にやりたいことに集中するために田舎暮らしを始めます。

もちろん、お金も稼ぎます。

少なくとも今もらっている収入は超えないと、移住する意味はないですから。

ただし、無理はしないこと。

無理を続けて体を壊すのはもうイヤなんで。

自分を変えるのは大変だけど、環境を変えることは行動に移しさえすればいい。

水を得た魚になりたければ、水に飛び込めばええねん。

単純ですけど、そう思います。

おういえ!

ABOUT ME
六角人
六角人
大阪ド田舎出身。大学応援団、上京して映像制作、からの六本木の焼肉屋。店長になって仕事しまくってたら体調を崩して、34歳にしてADHDの診断を受ける。世の中を面白おかしく、心も体も健康に、自分が本当に生きやすい環境を作ることがテーマ。チサンチショウ企業RKZ代表。地元一番密着メディア「さのいち」編集長。古民家オーナー。