団長Pの推さば推せ!引かば推せ推せ!!

元応援団長が東京で飲食業をやりながら大好きなものをひたすら推しまくるブログ

飲食店店長が考えるブラック企業と過労死問題について

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どうも!肉屋ロッカク(@rokkakujizo)でございます!

 

最近話題になっている過労死問題。

menhera.jp

 

すっかりブラック企業の代表みたいになってしまった電通ですが。

ボクのやってる飲食業もブラックと言われがちなので人ごととは思えません。

 

実際に、飲食は好きだけど、身体がつらくて辞めていった人を何回も見てきました。

やっぱり立ち仕事で長時間労働になりがちだから楽ではない職場です。

 

今年も新入社員を迎えていますが、特に新人は働き方に迷う人は多いです。

個人的には20代はとにかく自分の時間や睡眠時間を削ってとにかく働きまくるって感じでした。

けど、自分の働き方を強要するつもりはありません。身体もキツいしね。

やりたかったらいくらでもやり方教えるけど、全部マネしなくても求める結果が出せれば、どんなやり方でもいいってスタンスです。

 

結局、働き方は自分で見つけていくしかないんです。

それが嫌だって言うなら一生誰かにこき使われてしまう危険性があります。

 

働くってなんだろう

働き方に悩む後輩によくする質問があります。

 

「あなたは、何のために働いてるの?」

 

これね、意外と答えられない人多いんです。

 

1番簡単な答えとしては「生活していくため」

家賃払ったり、ご飯食べたり、生きていくためにはお金は絶対かかりますからねぇ。

 

中には「稼ぎたいからです!」と自信満々に答えてくれる人もいます。

 

でも飲食で「稼ぐこと」を理由にするって、しっくりこない。

そら、やり方によっては稼ぐ方法はナンボでもあるけど、「稼ぐこと」が目標ならもっと効率のいい職業があるやんか。

そんなこと言うヤツに限って、毎日の業務をこなしてるだけだったりする。

自分の時間切り売りしてるだけ。

そんなんで時給以上稼げるわけないやろ!

 

ボクが聞きたいのは

「なぜこの職業を選んで、何を目指して働いているのか?」

ってこと。

 

山ほど職業の中で飲食という職業を選んだ理由、目的です。

器用に何でもできる人でもここがアイマイだと絶対に伸び悩む時が来ます。

逆に入った時に何もできなくても、「自分の店を持ちたい!」みたいな明確な目的を持っている人は、ゆっくりでもこつこつブレずにやり続けることができます。

 

過労死につながる働き方

新人にありがちな勘違いパターンがあります。

「先輩に怒られないようにするため」

「会社をクビにならないようにするため」

 

こういう理由で仕事をやりだすと危険です。

本人は気付いていなくても、無意識にやってしまっていることがあるのがまた厄介。

真面目で素直な子に多いんですが、毎日必死に働いているうちに入社当初の目的がいつの間にかすり替わってしまう。

 

極限までこの状態が進行したのが、今回の過労死事件なのではないでしょうか。

 

本来であればお客様の笑顔のために仕事をすべきなのに、膨大な仕事量とプレッシャーにより先輩や上司の顔色しか伺えなくなる。

初めて入った会社で教えられたことがすべての人間にとっては、目の前で繰り広げられていることが日常風景で、疑問を挟む余地もない。

できないのは自分の能力が足りないからだと思い込む。

 

まともな精神状態でいられるはずないよね。

 

上司は自分の成功体験を押し付けることが人を殺してしまうことになるかもしれないという事実を自覚しないといけない。

リーダーの仕事はチームの目的を指し示し続けることと、メンバーのモチベーションを上げ続けること。

突き詰めればこの2つしかない。

型にはめて、柔軟な思考を奪い、身体がぶっ壊れるまで働かせるっておかしいやろ。

 

追い込まれる前に止めてあげるのが上司の役目。

様子を見て、話を聞いてあげる。

しかったら必ずフォローする。

そんなこともやらずにできないヤツが悪い、なんて言うのは職務怠慢でしかない。

 

会社を辞めたって死ぬわけじゃない

部下の方も上司は選べないから、自分の身は自分で守るという意識は持っておいた方がいい。

死んだら終わりやで、ホンマに。

 

「何のために働いてるの?」

 

1日1回。せめて週に1回でも自分に聞いてみてください。

何回やってもネガティブなことしか出てこないなら危険信号。

まずは上司と話してみること。

運悪く話しすら聞いてくれない上司にあたってしまったら思い切って逃げましょう。

無理して続けるぐらいなら辞めた方がいい。

 

会社辞めたって人生が終わるわけじゃないからね。

たまたま入った会社と合わなかっただけっていう話。

環境変えただけで、今までなんだったんだって思うぐらい輝いている人がいっぱいいるで。

 

まとめ

今回の件で改めて日本にいまだ存在する根深い闇を見た気がしました。

 

企業側や周りの人間の責任は重い。

そして、亡くなった方も自殺する前に最後の勇気を振り絞って逃げ出してほしかった。

こんな残念で悲しい事件はないよね。

 

もっと多様な価値観があることが当たり前で、それをお互いに認め合い、応援し合える社会になってほしい。

飲食業界もまだまだ長時間労働が当たり前のところが多いから、まずは自分の店から意識改革をしていかないとだな。

 

まいどおおきに!