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大阪(田舎暮らし)

寝正月なんてもったいない!実家の土地を探検したら、すげーお宝が眠っていた!

正月休み!久々の連休!

今年の正月はどうしてもやりたいことがあったんです。

それは。

実家の土地を探検すること!

ウチの実家って大阪なんですけど、めっちゃ山奥にあるんですよねー。

こんな感じで。

ね?

山ってるでしょ?

いまだにコンビニはないようなところなので、中学生ぐらいまで山とか川とかで遊ぶってのが普通でした。

でも、子どもの頃の行動範囲なんて大したことなくて。

実家周辺を眺めてみると、行ったことない場所がけっこうあるんですね。

しかも、親父に聞いてみたら我が家所有の田んぼやら山が思ってた以上にいっぱいあるらしい。

で。

正月で時間もあるし、ちょっと探検してみようと思い立ったわけです。

軽トラでGO!

親父愛用の軽トラに乗り込み、久しぶりの親子ドライブ。

ちょっと走れば、林道に突入。

舗装されてない道を4WDで駆け上がっていくので、もうガッタガタ。

写真、ブッレブレ。

しばらくすると、軽トラを降り、歩いて山道へ。

実家から10分程で異世界への入口が。

真ん中のあたりが、なんとなく、道っぽい・・・。

進めば進む程、暗くなっていく。

ちなみに時間は昼の1時です。

この橋、渡るべからず

しばらくすると沢にぶち当たりました。

親父「もう少し行けば、橋があるはずや」

ほほう。

こんな山奥にそんな気の利いたものがあるんか。

親父「あったで」

これ、渡ったら絶対死ぬやつやでな?

大の大人が渡るにはあまりにも強度が足りない。

いくら一休さんでもこの橋を渡るトンチは思いつかないはずだ。

ちゅうことで、沢に下りて渡ることに。

冒険の基本は危険を感じたら無理をしないこと。

野生との戦い

沢を渡りきると急な斜面が広がっていました。

親父「この辺りから上がウチの山や」

山の境界線はけっこうざっくりしていて、この辺からこの辺、みたいな感じらしい。

確かに見紛うことなき山である。

さらに先に進むと竹やぶがあった。

親父「この辺はタケノコがよく生える。けどイノシシもよう出るから、いっつも奪い合いや」

イノシシか。

さすがにヒノキの棒では戦えんな。

猟銃免許取れば、山賊ダイアリーできるかも。

タケノコ争奪戦は春先なので、今は用はない。

戦いに備えてこちらも修行を積まなければ。

命の水

1月といえど、歩いていると暑くなってくる。

喉が渇いてきたなーと思ったが、思いつきで家を飛び出してきたので何も準備していない。

自動販売機なんちゅう文明の利器は、ここでは未来の秘密道具ばりに夢の存在。

浅はかな自分を後悔し始めたころ、開けた沢に出た。

親父「その水、飲めるで」

え、ホンマに!

太陽の光を受けて輝く姿はまさに命の水。

山からのわき水をそのままひいているだけあって、混ざり気のないピュアな味。

まろやか。

まさか自分の家の土地にわき水が出てるとは思ってなかった。

自家製の天然水。

生きるのに必要な水を自給できるなんて最高じゃないですか!

いざ、頂点へ

水を飲んで体力を回復させたパーティーは息を吹き返し、再び山頂を目指した。

道無き道を登りきったその先に。

視界が一気に開けた。

親父「ここでウチの山は終わりや」

近くに看板が立っていた。

標高630m。

思えば遠くに来たもんだ。

澄んだ空気が肺いっぱいに広がっていく。

体は疲れていたが、我が領地の最高地点を制覇した満足感に包まれていた。

探検結果報告

30年以上も生きているのに、自分の家のことですらまだまだ知らないことがいっぱいあるねんなー。

山とか竹林とかわき水とか今までずっと放置してきたけど、もったいなすぎるやん。

このお宝をどう生かすかは自分次第。

親父のそのまたずっとご先祖様から代々受け継いできたもんを、活用しないでどうするねん。

本当に大事なもんはずっとそばにあったんやってことを気付かされた1日でした。

とりあえず、コーヒーの鬼松本さんがウチの天然水でコーヒー入れてくれるみたいっすよ。

自分ひとりだとまだまだだけど、いろんな人の力を借りればおもしろいことできそう!

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