Twitter随時更新中!
店作りのコツ

【飲食店員向け】英語を勉強したら店の売上がアップした話

「日本を旅行する外国人が増えているから、英語は絶対に必要だ!」

みたいな話をよく聞くようになりました。

インバウンド消費ってやつですね。

とはいえ、

・今更、始めてもすぐにはしゃべれるようにならないしなぁ

・英会話を勉強しようにもお金がかかりそう

そんな理由でなかなか始められずにいる人も多いと思います。

ボクは10年近く飲食業で働いてきました。

そこで感じたのは、

六角人
六角人

・飲食業は、英語が話せるだけで売上が増える!

・簡単な英単語だけでも意外となんとなかる!

ってこと。

なので30歳を超えてから、本気で英会話を始めました。

やってみるとすぐに効果が出るし、お金もほとんどかからない。

やらないと損ってレベル。

ちょっとしたことでお客様の反応が劇的に変わるので、英語の勉強を始めてみませんか?

 

ちょっとした英語を話せるだけで、お客様の満足度はめっちゃ上がる

もともとボクの働いているお店は六本木という土地柄もあって、海外からのお客様がかなり多いです。

自然と毎日のように英語を話すお客様に接するのですが、英語メニューだけで対応していました。

写真を見ながら、食べたい料理を指差しして注文を取るスタイル。

もちろん英語はわからないので、会話はほとんどありません。

ある日、食事を終えてお帰りになる外国のお客様に

六角人
六角人
センキュー!!

と声をかけてみました。

そうしたらお客様の顔がパッと明るくなって

お客様
お客様
Very good! See you again!

と返してくれたんです。

「Thank you」なんて、1番始めに習う英語なので、英会話が苦手な人でも知らない言葉ではないはず。

なのにそれすらも今まで言ってこなかった。

自分が海外に行った時も言葉の壁には苦労しました。

いつも当たり前にやっていることが、言葉が通じないだけですごく大変になる。

そこで現地の人が日本語で話しかけてきてくれたらめちゃくちゃうれしいよね。

たとえ挨拶程度のものだとしても、こちらのことを理解しようとしてくれる姿勢は伝わるから。

英会話って難しく考えていたけど、本当に大事なのは伝えようとする気持ちだったんです。

 

外国人旅行者は年々増えているのに受け入れる体制は整っていない

日本政府観光局のデータによると日本を訪れる外国人旅行者の数は年々増え続けています。

ニュースでも度々取り上げられていますが、このペースでいけば2018年には3000万人を超えてきます。

3000万人といえば、日本の人口の約4分の1ですよ。

そんなにたくさんの外国人旅行者が日本に来てくれているのに、受け入れる体制は全然追いついていないのが実状です。

東京都心部であっても、英語が通じない店がいっぱいありますからね。

六角人
六角人
下手なサービスするぐらいなら、英語を勉強するのが早くて確実なんじゃない?

実際、英語を勉強し始めたり、英語のできるスタッフを増やしたりしたら、外国のお客様の反応がすごくよくなって、近所のホテルからもお客様を紹介してもらえるようになりました。

それに英語でのオススメの仕方を覚えると、追加での注文も取りやすくなります。

お客様が増える上に、客単価も上がる。

しかも言葉をしゃべるだけなので、原価もかかりません。

英語が話せない人がまだまだ多い、今がチャンスなんです。

 

英会話を始めるハードルは下がりまくっている

英会話といえば、英会話スクールや留学を思い浮かべるんじゃないでしょうか。

どちらも時間やお金がかかるし、学生ならまだしも、社会人になってからではなかなか手を出せません。

六角人
六角人
もっと気軽に英語の勉強したいなぁ

そこで考えたのが、家や移動中などの空き時間でできて、お金もあまりかからない勉強法。

大まかな流れは以下の通り。

①本で基礎的な言い回しを練習(口に出す練習)

②映画などで英会話のリズムに慣れる(耳で聞く練習)

③お店のお客様としゃべる(実践)

この①〜③をひたすら繰り返します。

もっと具体的に説明していきます。

 

①本で基礎的な言い回しを練習(口に出す練習)

まずは本を使って基本的な英会話のフレーズを練習します。

たくさんある本の中でオススメしたいのはこちら。

知っている英語でもとっさに口に出ないことが多いですよね。

英会話は口に出して慣れるのが重要です。

そのために、最適なのがこの本。

内容は中学レベルの復習だし、単語も簡単なものしか出てきません。

考えなくてもパッと出てくるようになるまで繰り返しましょう。

CDもついているので、本がなくても空いている時間に練習できます。

飲食店でよく使うフレーズをまとめたサイトもあるので紹介します。

特に料理の説明やオススメの仕方はすぐに実戦で使えます。

慣れてきたら、質問の仕方を覚えて会話の幅を広げましょう。

参考になるサイトを貼っておきます。

 

②映画などで英会話のリズムに慣れる(耳で聞く練習)

いくら言葉を覚えても、相手がしゃべっているのを聞き取れなければ会話になりません。

かといって、初めからネイティブ英語を聞くと早すぎて聞き取れない。

慣れないうちは映画やドラマを見て練習するのがわかりやすいです。

オススメはジブリ映画。

もともと日本映画なので内容はわかりやすいし、子ども向けの日常会話も多いので、頭に入ってきやすいです。

一つ注意点なのですが、ジブリ作品を買うときは必ずブルーレイ版にしてください。

DVD版だと音声切り替えができないので英語の勉強には向かないです。

他にもYouTubeを使えば無料で英語聞き放題。

こちらの動画はお店でよく出てくる会話を解説してくれているので使いやすいです。

 

③お店のお客様としゃべる(実践)

英語に慣れてきたらあとは実践あるのみ。

意外とこれが1番ハードルが高いのかもしれないです。

どうしても

六角人
六角人
・しゃべれなかったら恥ずかしい

・間違えたらどうしよう

なんてことを考えてしまいます。

ハッキリ言いましょう。

海外の人はうまくしゃべれるかどうかなんて気にしてないです!

たどたどしい英語でも楽しんでもらおうという気持ちが伝われば喜んでくれます!

まずは勇気を出して、挨拶から始めてみて!

それでもいきなりはちょっと、というのであればネット英会話もあります。

お試しだけなら無料なので、とりあえずこっちで試してみるのもありだと思います。

 

それでも英語、やりませんか?

これからも英語を話す機会はますます増えるし、英語の勉強を始めるハードルはますます下がっていくはずです。

それなら今、始めるしかない。

だって人生で今が1番若いんだから。

ボクも35歳で本気になりました。

まだまだですけど、確実にお客様が喜んでくれるようになっているので、楽しくやれてます。

すぐに始められて、お金もそんなにかからなくて、楽しくやれて、売上も上がる。

これはもう、やらない理由がない。

飲食店で成功したいなら、英語は勉強しないと損でしかないよね!