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元応援団長が東京で飲食業をやりながら大好きなものをひたすら推しまくるブログ

社会人を10年間続けたら発達障害(ADHD)だって診断されたんだけど、これからどうするよ

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先日、こんな記事を書きました。

 

www.rokkakuzin.com

 

結果を言うと、2017年12月5日34歳にして

「成人型注意欠陥多動性障害(ADHD)」

という診断を受けました。

 

まだまだ分からないこともいっぱいあるし、専門的には間違ってることがあるかもだけど、現状を整理するためにもまとめながら書いていきます。

 

WAIS-3検査(I.Qテスト)を受けてみた

初めて精神科を受診したところ「ADHDの傾向があるので、精密検査を受けてみましょう」ということになりました。

一般的に発達障害の疑いがある人はWAIS-3という検査を受けます。

馴染みのある言葉で言うとI.Qテストっちゅうやつですな。

どこが悪いかどうかを見つけるというよりは、脳の使い方のクセを調べるテストです。

 

検査内容については長くなるので省略しますが、がっつり3時間半ぐらいかかりました。

専門家による分析が必要なため、結果が出るには3週間後。

どっちつかずな状態で待たされるのはめちゃめちゃ気持ち悪いです。

正直、どっちでもええから早よ結果教えてくれ!って感じでした。

 

診断

検査結果が出たということで、改めて病院に行きました。

診察室に通され、先生と久しぶりに向かい合う。なんか緊張する。

 

95%間違いないです。

成人型注意欠陥多動性障害、ADHDです。

 

不思議とあんまりショックとかはなくて。

むしろ、ああそうか、やっぱりか、という気持ちでした。

今までずっと秘密にされていたクイズの答えを教えてもらったような感じ。

 

WAIS-3の結果

WAIS-3の結果でいうと、全検査I.Qが119。

これはまあ、平均よりちょっといいぐらい。

でも、全検査の内容を言語性と動作性に分けると、言語性I.Qが129、動作性I.Qが102でした。

 

 

普通の人はばらつきがあっても前後15ポイントの範囲に収まるとのこと。

ボクの場合言語性と動作性の差が27ポイント。

さらに、言語性は「言語理解」と「知覚統合」、動作性は「作動記憶」と「処理速度」のそれぞれ2つの要素によって構成されていて、得意な「言語理解」I.Qは120台なのに、苦手な「処理速度」I.Qは80台でした。

その差は40以上。

 

この激しすぎるバランスの悪さがすべての原因らしい。

つまり、得意なことと苦手なことの差がめちゃめちゃ激しい。

 

診断書の内容から引用すると

高い能力

言語能力、社会的常識、物事の見通しを立てる力

低い能力

注意・集中力の保持、視覚-運動の協応動作、全体から本質を抽出し見抜く能力、瞬間的に物事を判断する能力、作業スピード

社会生活においては、対人関係・コミュニケーション能力、注意集中について困難があり、同時に複数の作業を進める、短時間でこなす作業が多い場合などは能力が低下しやすい傾向にあると考えられる。

 

今までなんとなく苦手だなーっと思っていたことが、ズラーっと書かれておりました。

  

極端すぎる変わり者

感覚的にはなんとなくわかってたんですが、検査結果を見て改めて、ボクは極端なアンバランス人間なんだということがわかりました。

最高のエンジンを積んでいながらギアが1速にしか入らない車みたいな。

馬力はあるのにスピードはまったく出ない。走ることを目的にした車としては致命的。

さいわい、あきらめずにやり続ける特性も持っているので、ゆっくりでも確実にゴールに向けて突き進める粘り強さはあるらしい。

 

めちゃめちゃ重症じゃないっていうのがまたややこしい。

はっきりとした症状があるなら誰から見ても明らかですが、ボクぐらいの場合、普通にしていれば生活も問題なくできるし、仕事も続けてこられました。

まわりの人に恵まれたってのもあって、大学時代は応援団で団長、社会人になった今は飲食店で店長までやらせてもらっています。

ちょっと変わり者扱いはされますが、人並みかそれ以上にできることもあるので大目に見てもらえていたのかもしれません。

 

だけど、特定の苦手な分野においては壊滅的。

整理整頓ができなかったり、とっさの判断に弱かったり、コミュニケーションがチグハグだったり。

こういう問題を今までひたすら時間をかけることでクリアしてきました。

できないわけじゃない。少しずつならやれる。やり続けられる。

結果的に「不器用だけど、がんばってるし、やればできるヤツ」という評価を受けてきました。

自分自身、評価してもらえることはうれしかったし、できる限りのことをやるのは当たり前だと信じて働いてきました。

 

まわりのスピードについていけず、自信をなくす

そんな状態が続いて数年。

環境や人間関係の変化していくうちに、自分の中で処理しきれない問題が増えていきました。求められるスピード感にまったくついていけない。

処理しきれない問題はボクの中にどんどん溜まっていって、気にしないようにしようと思っても、まとわりついてくる。

そうなるともともと少ない処理能力まで圧迫しだして、本来できていたことまでできなくなってくる。仕事中に普通なら考えられないミスや取り返しのつかないトラブルを起こしたりしてしまう。

さらに追い込まれる。まさに負のループ。

 

ADHDの人にありがちな「得意なことにハマれば強いが苦手な環境では無力」のパターンですね。

学生の時はこの極端な傾向を強みにしていましたが、社会人になってこんなに悩まされるとは思ってもみませんでした。

 

今までなんやかんやで自分はできる人間や、と思って生きてきたんですけど、もう自信はボロボロ。

自分を信じられないってつらいことですよね。

でもボク自身が、自分を1番信用してない。

 

このままいったら遠くない未来、限界を超えて崩壊してしまう。

怖くなって病院へ行くことに決めたのでした。

 

これからのこと

まず思ったのが、このまま病気扱いされて、うやむやなまま退職するのだけはヤダ。

今の会社が好きだし、一緒に働いてくれる人も大好き。

だけど、仕事との距離感は考えないといけない。

無茶や無理すればなんとかなる程度の問題でもない。

このまま続けても誰のためにもならないっていうのだけは確実なこと。

 

来年大阪に帰ることは決まっているので、それまではなるべく自分のペースで生きられる環境に変えていきます。

さっそく会社と話をして、店長という役職は辞めさせていただくことにしました。

しばらくは後進の育成に専念します。

そして、年が明けたら6年住んだ六本木を離れます。

職場に近いと便利なのですが、どうしても店のことが気になりすぎてしまって落ち着かないんで。

生活コストも高いしね。

 

現状で考えているのはこんなとこ。

分からないことばかりですが、少しずつ自分の障害を理解していければと思っています。

身の丈にあった生き方をするっていうのが1番大事なんちゃうかなぁ。

 

 

【参考にした本や記事はこちら】

koshinran.hateblo.jp