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レビュー

若きアニメ監督カネザキユウタのデビュー作を全力で応援する!!

18歳の映画監督、カネザキユウタをご存知だろうか?

たぶん、知らないはず。
だって彼は今、映画監督になろうとしているのだから。

まずは、先日公開になったこのクラファンのプロジェクト。

camp-fire.jp

まずは僕自身が「この世界は楽しいモンなんだ!」と信じたくて、映像制作に挑戦したいと思ってます。

しかし、ただ「楽しいよ!」と、輪郭の無い言葉で言われても、何だか無責任ですよね。

なので僕の得意な「映像」という形で、外側の世界を表現することで僕の信じる世界の、音や感触、匂い、風景などを全身で味わって頂きたいです。

そしてその一つ一つの感覚を、今生きているこの内側の現実の世界を、自分を好きになるきっかけとして、持ち帰って頂ければと切に願っています。

引用:短編アニメ「しあわせのしょうこ。

こちらのページでもご紹介いただいていますが、ボクもこの作品のお手伝いをさせていただいています。
ひょんなことから、カネザキさんに出会い、そして8年前、辞めたアニメ制作にまた挑戦することになりました。

現場を離れてかなり経つけど。
やるとなったら、全力で盛り上げていく所存!

 

18歳のころ、ボクは映画監督になりたかった

はじめに、自分の話をさせてください。

ボクは小さいころからアニメが好きで、特撮が好きで。

大好きな「ゴジラ対メカゴジラ」のビデオ(当時はVHS)は擦り切れるほど見まくりました。

そして、小学6年生で「新世紀エヴァンゲリオン」で完全に人生を狂わされ、中学2年生の時に映画館で「もののけ姫」を見て映像の力強さを知りました。

高校では演劇、ギター、アカペラ、イラストなどあらゆる表現方法に挑戦。

いろいろやってみたけど、初めて映画館で見た「ゴジラ対キングギドラ」の衝撃には敵いません。

高校卒業をひかえた18歳。

進路を決める時にはもう、映画関係の仕事をしようと決意。

今をときめく新海誠監督の「ほしのこえ」に出会ったことで、個人でも世界に衝撃を与える映画を作れるんだと確信しました。

映画制作の世界へ

やるならやっぱり映画監督やろ!

そんな単純思考で、大学では文学部に入り、シナリオの勉強なんかをしながら、卒業後はプロダクション・アイジーという映像制作会社に就職しました。

入社3年目で、念願の映画制作チームに所属しました。

制作進行という、超絶激務なポジションでしたが、とにかく映画を作っているのが楽しくて嬉しくて。

完成品を映画館で見た時は、全身が震えました。

やっぱり、映画ってすげー!

同時に、映画界にはボクなんかが足元にも及ばない、情熱や技術、才能を持つ方々が山のようにいらっしゃることを知りました。

どうがんばってもそういう人に勝てる気がしない。

映画に人生かけている人を押しのけてまで表現したいものがボクにはなかった。

だから、制作会社を辞めました。

これからはひとりのファンとして、観客として映画を応援していこう。

それでも十分、楽しめるから。

ブログを書いてたら映画を作ることになった

転職して8年が経ちました。

今の仕事は楽しいし、やりがいもあります。

しかしボクの中で、表現することへの情熱は消えずに残っていました。

そこで始めたのがブログ。

ブログならひとりでできるし、自分の好きなことを表現できるし、今の仕事をしながらでもやれる。

表現欲を満たすにはぴったりでした。

ブログで発信しているうちに、普段の生活では関わることがなかった人たちと出会うようになりました。

ブログで自己発信しようという人間ですから、おもしろい人が多いです。

休みの日などを使って、積極的にブロガー界隈に顔を出すようになりました。

そんな中でカネザキさんを知ることになります。

18歳の映画監督、カネザキユウタを応援したいんや!

「アニメ映画監督目指してます!」

第一印象は正直、あんまりよくありませんでした。

自分もそうでしたが、映画監督やりたいっていう人はいっぱいいるけど、だいたいがグズグズやって終わっていくパターンがほとんど。

しかし、カネザキさんを知っていくうちにはじめの印象は完全にひっくり返りました。

むしろ全力で応援したい!

カネザキさんを応援したい理由をまとめると。

強烈に表現したいものがある

kokorohouse.jp

「不安定な世界、不完全な自分を、それでも愛す」

ボクに足りなかったのはここでした。

これをやるまでな死ねないと思えるほどのテーマがあるのは最強です。

それが頭で作り上げたものではなく、心の底から湧き上がってきた感じがするのがまたいい。

情念ともいうべきものが宿った作品はやっぱおもしろい。

すでに行動に移している

短編アニメ「幸せのしょうこ。」進捗やプロジェクトの流れなど

やりたいやりたいって人はいくらでもいます。

しかし、本当にやる人は少ない。

お金がない、時間がない、技術がない。

やらない理由ばっかり考えます。

カネザキさんにはそんなしょうもない理由を吹っ飛ばすぐらいの行動力がある。

知らないなら教えてもらう。

できないなら手伝ってもらう。

お金がないならクラファンで集める。

すべては映画を完成させるため。

そのためにやれることややってやろうという気持ちと、実際に動き出すスピードがハンパないです。

18歳の可能性は無限大

そして、なによりまだ18歳なんです。

いやもう末恐ろしい。

その可能性を見込まれて、すでにワロリンスさんからサーフェイスを送られてします。

kokorohouse.jp

何かを始めるのに遅いなんてことなないです。

その人のやりたいタイミングがその人のベスト。

でもやっぱ、早く始めるに越したことはない。

同じ気持ちを持っていても、若い方が時間もパワーもかけられる。

これはもう紛れもない事実。

普通に業界に入っても、長い長い下積み生活が続きます。

カネザキさんの場合、やりたいことが明確にある。

やれてしまう環境もある。

それならもう自分でやっちゃった方が早いよね!

動き出せばいろんな人から応援してもらえる。

既存のやり方にとらわれることなく、思いっきりやりたいようにやってほしい!

本気のクラファン始めました

カネザキユウタ監督作品第1弾「しあわせのしょうこ。」の制作資金を集めるクラウドファンディングが始まりました。

camp-fire.jp

支援が集まれば集まるほど、制作に余裕ができて作品のクオリティも上がります。

皆様のお力で新監督の第一歩を応援してみませんか?

そしてなんと、この記事が公開された8月20日はカネザキさんの誕生日! 

おめでとうございます!

さいっこうの作品にしてやりましょう!!