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「食べログ」問題について飲食店の立場から本気で考えてみた

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食べログに関して、こんな記事が出てましたね。

news.livedoor.com

 

超有名レビュアーとして知られる「うどんが主役」氏が飲食店から過剰に接待を受けていたとかなんとか。

 

飲食業をやっている身からすれば、確かにありえそうな話やな、と。

業界内での食べログの影響力

飲食業界において食べログの影響力はハンパないです。

なんとなくの感覚ですが、最低でも3点以上。

3.5点超えで期待していい店。

4点以上は間違いない、みないな。

逆に3点切るような店は行く意味ナシ。

 

同じ飲食店の人間でも、新しい店に行く時は必ず食べログをチェックするぐらいです。

 

そんな状況ですから、0.1点評価が変わるだけで店の売り上げにめちゃめちゃ影響してきます。

うちの会社でもちょっと評価が下がっただけで、100万円近く月の売り上げが下がったりしました。

 

食べログのレビューはどこまで信用できるのか?

そんな、飲食店の命運を左右しかねない食べログですが、前々からその正当性を疑われていました。

開店してすぐなのに高評価ばかりの記事が書かれたり、あることないことやたらと書かれたり。

あとは、来店していないのにホームページからの情報なんかで、無理やり書かれたようなやつとか。

 

絶対うちの店じゃないでしょ!みたいなレビューが当然のように投稿されます。

なんなん、嫌がらせ?

 

すべてとは言いませんが、ちゃんとしたのに混じって怪しいレビューがあるのも事実。

同業者から見ると、なんとなくわかっちゃうんですよねー、そういうの。

 

だからボクの場合、食べログは参考程度にしか見ていません。

最終的には自分の勘でいいと感じた店に行くようにしています。

 

ウチの店が食べログ広告をやめた理由

ちなみに、うちの店は食べログ広告をやめました。

ページ自体は表示されるのですが、広告料は一切払っていません。

 

理由はひとつ。

本当の意味で口コミをしてくれるお客様を大切にしたいから。

 

実際に来店してくださったお客様が満足されて、周りの知人や家族に「あの店いいから、今度行ってみて!」みたいに言われる店こそが最高の店なんです。

一気に売上が上がることはないですが、確実にファンを増やしていくことで長く愛される店になる。

これが飲食店の理想の姿なんやないかと。

 

広告費ガンガン投入して、知名度あげて、店を増やして、儲けるっちゅうやり方ももちろんあります。

ビジネス的に考えれば、いかに早く利益を上げられるかを考えるのは当然。

 

でもやっぱ、飲食業っていろんなスタイルがあってもいいんです。

店を出したからって、手当たり次第、お客様を掻き集めたいわけやない。

 

本当によいを思えるものを提供し続けながら(高級品という意味ではなく)、共感していただける人に届かせる努力を怠らないこと。

自分の作りたい店があって、そこに来ていただきたいお客様がいる。

そこんとこをはっきりさせておくことが大事。

だから、身の丈以上に過剰な宣伝はするべきではないし、接待してまで高評価のレビューを書いてもらう必要もないんです。

 

飲食業で働いている人が陥りやすいワナ

飲食業ってホンマ自由な世界。

お祭りに出てる屋台から、1食10万円を超える高級レストランまで。

どれが正解ってことはありません。

けど。

飲食で働いている人やこれから自分の店を出したいって人は「なんで自分が飲食やりたいのか?」っていうのを徹底的に考えた方がいいです。

 

その結果、飲食なんてやめようってなってもいいんです。

気付くなら早い方がいいですから。

飲食業ってなんとなくても働けてしまうんですけど、そこが怖いところでもある。

とりあえず毎日店に出ていると、がんばって働いている気分になっちゃうんですよね。

 

でもそれって、本当に自分が目指していることに近づいてるんですか?

決められた業務をこなすだけのマシーンになってませんか?

毎日朝から晩まで働き続けたのに、何も残らなかったなんてことにならないように。

無意識のうちに考え方や働き方が凝り固まってしまっていたら、抜け出すのはめちゃめちゃ大変です。

 

それでもボクは、飲食業で生きていく

毎度毎度同じような結論になるのですが、やっぱ飲食業っていいよ。

 

それはボクが「おいしいものは人を幸せにする」って信じてるから。

そして、ボク自身が死ぬまでうまいものを好きな人たちと一緒に食べていたいから。

 

食べログのレビューはあくまで参考程度に。

うまいもんは自分の足と目と舌で探す。

世の中にはまだまだ知られてないもんがいっぱいあるはずなんよなぁ。

 

他人からの評価に惑わされることなく「安心で、楽しくて、おいしい食事」を突き詰めていくこと。

スタイルは変わりつつも、これからも一生「食」に関わり続けることで、日本を元気にしていきます。

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