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大阪(田舎暮らし)

地元泉佐野市を変えた男

「大阪出身です」というと、だいたいの人が梅田周辺の「キタ」や難波道頓堀周辺の「ミナミ」を想像します。これはもう、仕方のないこと。東京って言われれば東京タワーを想像してしまうのと同じです。

それに比べて、なかなか知名度が低い我が地元泉佐野市。でもたまーに全国区の話題になることもあるのです。

犬だって家族だもの

最近ではこれ。

大阪泉佐野市、ペットからも税金徴収

住民税のように飼っている犬にも税金を課そうというもの。まあね、悪質な飼い主っていますもんね。糞尿の世話ぐらいきっちりやれと。飼い主なんだから。

賛否両論あって結局は断念。

最終的には助成金を出すことに落ち着きました。

徴収どころか、助成金。まあ、本来の目的が市内の環境美化や飼い主のモラル向上なので、こうやって議論になることがまず大事なのかもしれません。

 

あなたの名前が市名になるかも

あとはこれ。

泉佐野市の命名権(ネーミングライツ)問題』 

建物や競技場の名前ではよく行われている命名権売却。東京では「味の素スタジアム」なんかが有名です。

それを市の名前でもやっちゃう。つまり「泉佐野」の名前を売るってこと。もし本当に実行されれば「大阪府味の素市」みたいになるわけか。どんなキラキラネームやねん! まあ、ちょっとおもろいけどね。

これもまた賛否両論、というか否多めで断念。

 

仕掛け人はこのお方

大阪の地方都市ではありますが、全国にザワザワを巻き起こす泉佐野市。その裏にはこの方がいらっしゃいます。

泉佐野市町千代松大耕(ちよまつひろやす)

42歳と全国の市長に比べればまだまだ若い。しかし、その柔軟な発想と行動力で財政破綻しかかっていた泉佐野市を見事立て直してくれました。

先ほどあげた犬税や命名権の問題も、すべては市の財政を立て直すため。結局は実施されませんでしたが、市民に財政が本当に厳しいことを知らしめることになったし、その立て直しを何が何でもやるんだという市長の気持ちは伝わってきました。

財政健全化団体の脱却から次のステージへ。

これからもますますおもしろくなっていくであろう泉佐野市。市長の動きにも目が離せませんな。